お金くれる人

筋肉にこだわる人達がいます。自分の体を美しく見せたいのか、筋肉で化粧をしています。
筋肉ムキムキだと何が良いのか。女にもてるのか。それとも男にもてるのか。自分にもてるのか。
お金くれる人が筋肉を育てています。筋肉を育てるにはお金がかかります。

女性全てが筋肉好きとは限りません。かえって体育会系だと避ける女性も多いのです。体優先で体の感覚重視。想像力とか妄想には縁遠い。

筋肉は怠けものです。力を発揮する時に全ての筋線維が働くわけではなく、その一部しか動かないのです。後は寝たふりですね。多くの筋線維を目覚めさせて働かせるためには負荷が必要なのです。
怠けものだから、お金くれる人が必要です。お金で筋肉も動くのです。

脳の意識も怠け者です。なるべく働かない様にしています。歩いたり、電車に乗ったり、車を運転したり、会社で働いたりできるのは、意識が働いている訳ではなく、意識下のマシンが懸命に働いているからです。この懸命の動きを意識は知りません。超然と見ているだけです。何かこの沈黙のマシンに問題が生じた時に、沈黙マシンは意識に報告します。何か日本の官僚機構と政治家の関係に似ています。
お金が欲しいからパパ活をしてお金くれるパトロンを見つけました

だからお金が必要です。お金で意識が目覚めるのです。意識はお金くれる人を求めています。

お金は意識が発明した集団的幻想です。実態はどこにもない。そのある証拠、基盤、証明してくれる人、機関、そんなものは無い。

単に多くの人がお金と言うものを信じている。百円出せば百円のものが買える、交換してくれる、と大体の人が信じているから存在できるのです。お金くれる人は幻想をくれるだけです。

百円硬貨を持って、コロッケ屋に行き、コロッケを買うと、ある店はコロッケをくれた。しかし駅の反対側の別の店はくれなかった。こんなものではコロッケは渡せないと言われた。

お金とはこんなものです。ある地域ではコロッケをくれる。ある地域ではくれない。お金くれる人は、多くの人の信頼をくれる人なのです。
割り切り